私たちのホスピスでは・・・・
スタッフが1つ1つの症状について、時間をかけてお聴きし、苦痛の緩和を行っていきます。
医師や看護師は、正しい情報を提供し、治療や検査についてのアドバイスはいたしますが、決してそれを押し付けることはありません。あくまで、患者さまの自己決定権を尊重いたします。
民間療法も否定しません。外泊や外出(旅行など)を希望されれば、できる限り実現に向けて準備をします。
ご家族の方の声にも耳を傾け、精一杯支援します。
身体的な苦痛のみならず、精神的苦痛(病気を患うことでの不安・いらだち・恐怖など)、社会的苦痛(父親や母親としての苦悩・社会的立場としての苦悩など)、霊的苦痛(生きている意味や自分の存在の意味が分からなくなることによる苦痛など)など、さまざまな側面から支えます。
患者さまの苦しみを引き延ばすだけの延命処置や死をむやみに早めるような処置は施しません。
医師、看護師だけではなく、医療ソーシャルワーカー、理学療法士、栄養士、薬剤師、宗教家など多くの職種とボランティアによりチームワークを持って精一杯支えます。
お部屋に好きな絵を飾ったり、好きな音楽をかけたりできます。消灯時間やご家族の面会の制限はありませんし、いつでもご家族の方は患者さまと一緒に泊まることができます。また、簡単な調理場所もありますので、お好きな物を作って召し上がることができます。
季節の行事のほか、なるべく自然、芸術、音楽に触れる機会をご用意いたします。
ホスピスについて福徳名誉院長に話していただきます。
ホスピス(緩和ケア病棟)によって考え方に多少の違いがあるようですので、当院ホスピスの場合を説明します。
○ホスピス・緩和ケアの関係団体
・日本ホスピス緩和ケア協会:
http://www.hpcj.org/
・日本死の臨床研究会:
http://www.jard.info/
・日本緩和医療学会:
http://www.jspm.ne.jp/
・日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団:
http://www.hospat.org/
・末期がんの方の在宅ケアデータベース:
http://www.homehospice.jp/db/db.php
・日本サイコオンコロジー学会:
http://www.jpos-society.org/
・STAS(Support Team Assessemennt Schedule)日本語版については、こちらをご覧下さい。
http://plaza.umin.ac.jp/~stas/